東北大学新聞:

課外活動室鍵の貸し出しに学生証の提示義務化

九月下旬より課外活動室及びサークル仮棟の鍵を借りる際、防犯上の理由から学生証の提示が義務付けられている。このため、本学現役学生以外は鍵の貸し出しを受けられなくなった。(313号)

 以前までは学生に対する信頼に基づき、貸出簿に名前を記載するだけでも鍵を借りることが出来た。しかし今年九月、サークル仮棟の、ある部室の鍵を架空の名前で借りた者がいることが明らかになった。その部による被害の報告はなかったものの、大学側では盗難防止の視点から、鍵貸し出しについて再検討を行った。

 その結果、鍵を借りる際には貸し出し簿に氏名を記入した上で、本人の学生証を提示することが決定し、大学側は九月十四日、文化部サークル協議会にその旨を通告した。なお、新サークル棟の鍵については、従来通り責任者に貸与することとなる。

 この貸し出し方式に移行してから、活動に影響が出ている部もある。課外活動棟B1で活動している学友会競技舞踏部では、宮城学院女子大学の学生と合同で練習を行っているが、他大学生は鍵の貸し出しを許可されていない。このため、宮城学院女子大の学生は単独で活動が出来なくなった。

 課外活動室Cで活動する学友会ボディビル部の場合は、学生証を忘れてしまった為に鍵を借りられず、トレーニングを行えなかった、という事がある。また、本学卒業生もよくトレーニングに訪れるが、やはり本学の現役学生でなければ鍵の貸し出しは受けられない。

 今回の鍵の貸し出し措置は、防犯を第一に考慮して打ち出されたものである。しかし一方で、そのために活動が不便になった、という声も多くあがっている。この貸し出し制限は永続的なものであるが、根本的に両問題点を解消する策が待たれる。

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