東北大学新聞:

屋内企画学部企画充実するも・・・

屋内企画は大学祭期間中の全日にわたって、川内北キャンパスの各講義棟において行われた。(313号)

学部企画としての研究室の展示や、サークルの活動発表などの文化的なものから、主に音楽系サークルによる喫茶、コンピュータやタロットによる様々な占い。他にも人形劇や演劇の発表、ライブ、カジノ、ゲーム、古本市まで、内容も多岐にわたり、訪れる人をひき付けていた。

 また二日目には現役NHKアナウンサーの柿沼郭氏を迎えてのトークショーが行われ、アナウンサーの仕事や、テレビ局の内側についての話に観客は聞き入っていた。

 屋内企画が去年と比べ、大きく変わった点として、学部企画の拡大が挙げられる。学部企画は研究内容の理解を目的としており、去年は二つの研究室のみであったが、今年は七つの研究室、団体が参加した。工学部と流体科学研究所の研究室が主だが、文学部から日本思想史研究室も参加し、より多彩な展示が催された。ただ展示そのものの中には、専門性の高さのためか分かりにくく、本来の目的である研究内容の理解に結びついていないものも見られた。

 また、まちづくり政策フォーラム、みやぎ動物介在福祉会など、五つのNPOによる展示も新しい試みである。

 一般企画は去年とさほど変わった点は見られず、学部企画などと比べ、多少のマンネリ感は否めない。しかし普段は見られないサークルの活動が見られるとあって、多くの人が集まっていた。

 外に開かれた大学祭、というコンセプトの元で開催された今年の大学祭。屋内企画では、斬新さには欠けたものの、そのコンセプトを体現しようとした姿勢がうかがえた。しかし、学部企画は人の入りもまばらであり、多くの人に理解してもらうためには、より分かり易く、親しみ易い展示が求められていると言えよう。来年も、学生だけでなく外からの期待にもこたえる屋内企画であってほしい。

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