東北大学新聞:

アメフト・第五回シトロンボウル無念、雪辱果たせず日体大に再び敗北

アメリカンフットボールの第五回東日本大学王座決定戦シトロンボウル2001が、昨年十二月九日、仙台スタジアムで開催された。今回のカードは東北大ホーネッツ対日本体育大ゴールデンベアーズ。両チームは一昨年のシトロンボウルにおいても顔を合わせており、その際にはゴールデンベアーズが勝利した。ホーネッツは雪辱を果たすため、ただひたすらに練習を重ね、東北学生リーグ、そして十一月のパインボウルで北大に快勝し、北日本王座の名を轟かせた。対するゴールデンベアーズは関東二位に位置し、攻守ともに優れた強豪である。 (314号)

第一クオーター、ゴールデンベアーズのキックオフからスタート。リターンによりホーネッツTB遠藤は試合開始直後に敵陣深く斬り込むが、すぐに攻守が逆転してしまう。その後、完全に相手のペースに持ちこまれ、ホーネッツの守備の薄い位置を狙ったロングパスにより、ゴールデンベアーズが二回のタッチダウンを成功させる。

 第二クオーターでもゴールデンベアーズはパス中心のプレーを展開し、容易にタッチダウンを奪う。前半残り一分のところでホーネッツもロングパスを通すがタッチダウンには失敗。ようやくキックにより点を決めるが、3-19というホーネッツの劣勢のまま、前半の試合が終了する。

 ハーフタイムをはさみ、後半戦に突入。一方的な試合だった前半とは打って変わり、ゴールデンベアーズとホーネッツの互角なプレーが繰り広げられた。

 第三クオーター開始二分、ゴールデンベアーズのQB中村からWR竹中へのロングパスが成功する。一気にゴール目前まで進み、四本目のタッチダウンへと繋がる。この時点で二十四点差となり苦戦を強いられたホーネッツであったが、開始八分でQB喜田からWR井上へのタッチダウンパスが成功。ようやく点差を縮める。だが、すぐさまゴールデンベアーズがタッチダウンを返し、ホーネッツの得点を相殺してしまう。

 しかし、そのリターンで遠藤が他の追随を許さぬ走りを見せ、再びタッチダウンを決める。だが残り五分のところで、ゴールデンベアーズがパスからロングランへと球を繋ぎ、またもやタッチダウンを奪う。16-41と、ホーネッツは結果としては差を縮めることが出来なかったが、第三クオーターは両チーム共に取っては取られの激しい試合となった。

そして第四クオーター開始十分、ホーネッツの喜田が一気に80ヤードを稼ぎ、TE鈴木がタッチダウンを決め、23-41とする。だが、終了二分前にゴールデンベアーズに駄目押し点を挙げられ、23-47で試合は終了した。

 試合後、表彰式が行われ、最優秀選手にはゴールデンベア―ズのQB中村が輝いた。ホーネッツからはベスト攻撃ライン賞にOL奥田、ベスト守備バック賞にDB前田、敢闘賞にTB遠藤が選ばれた。

 今回の試合では、ホーネッツの守備の隙を狙って、ゴールデンベアーズがロングパスをして一気にタッチダウンへ持ち込む、というパターンが目立った。また、ホーネッツのタックルの消極さも見られ、ディフェンス面で課題を残した試合になったといえる。

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