東北大学新聞:

育英会奨学金募集対象を一年生に限定

本学学生生活協議会学資専門委員会は、本年度の日本育英会大学奨学生定期採用について、第一種奨学金(無利子)、きぼう21プラン奨学金(有利子)ともに、原則として募集対象を、一年生に限定することを決めた。ただし、育英会から二年生以上を対象として、募集が別枠であった場合には、二年生以上についても募集する。(315号)

家計が急変した学生を対象とした、第一種奨学金緊急採用、きぼう21プラン奨学金応急採用は、これまでどおり全学年を対象に随時募集を行う。

 育英会では、昨年度から、定期採用の募集対象について、一年生を優先する方針を打ち出しており、本年度より本学も、この方針に従うことになった。 

昨年度、本学は事前に募集対象の変更を学内へ通知することができなかった。そのため、特別にそれ以前と同様、第一種奨学金は学部一、二年生、きぼう21プラン奨学金は全学年を対象に募集を行っていた。

昨年度、育英会は、大学入学後に奨学金の申請を行う在学採用から、入学前に奨学金の申請を行う予約採用へ、募集枠の一割を振りかえた。

相対的に減少した在学採用について、育英会は、各大学に対し、募集を原則として一年生に限定するよう求めていた。二年生以上に比べ、生活基盤が不確定な一年生を優先するためだ。

育英会は、「進学を助ける」という観点から、在学採用より予約採用をより重視している。大学入学前に奨学金の交付を約束することで、進学後の経済的な不安を軽減し、進路決定が容易となるからだ。

今回の変更により、二年生以上は原則として、育英会の奨学金を申請することができない。本学学務部厚生課奨学・授業料免除担当の熱海恵美子さんは「条件さえ満たせば、緊急採用や応急採用が認められるので、諦めずに担当の窓口に相談に来て欲しい」と話している。

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