図書館で再び暴力事件元院生逮捕職員の指を折る
本年一月十五日、三十日に本学付属図書館で、昨年十月に自主退学した元大学院生が職員にけがをさせ、逮捕されるという事件が起こった。この元院生は昨年一月と七月にも、図書館で暴力事件を起こしていた。(315号)
一月十五日の午前十時頃、利用停止処分を受けていた元院生が図書館内に入り、退館するように通告した職員らに、胸を殴るなどの暴行に及んだ。その後、元院生が床に倒れ込んで咳き込むなどの病気のような様子を見せたため、職員は救急車を呼んだ。
しかし、元院生は治療に応じず、いったん図書館の外に出た。その後再び館内に入り、職員に対して暴力を振るったため、職員が警察に通報。警察官が元院生を退館させて事件は収まった。このとき、次に図書館に入ったらすぐに警察に通報するという警告がなされたという。
三十日の午後一時半頃に、再び元院生が興奮状態で入館し、大声で叫ぶなどの行為に出たため、職員が警察に通報した。このとき、十五日の事件で手の小指を骨折させられた職員が後日、被害届を提出していたため、元院生は逮捕された。その後、元院生は二月八日に釈放されている。
この元院生は昨年一月に、職員に対して暴力を振るう事件を起こし、事件後二度と利用規約を破らないという誓約書を書いた。しかし、昨年七月に再び、職員の胸ぐらを掴むなどの暴力行為に及び、本年三月三十一日までの利用停止処分を受けた。それ以来、元院生は図書館を中傷する内容のビラを市内で撒いたり、入館しようとして図書館前をうろつくなどしていたという。
図書館では、昨年八月十日から入り口前にガードマンを置いていたが、予算の不足から昨年末で打ち切り、今年からは職員が交代で見張りについていた。また、昨年八月、図書館側から話し合いの場を持とうとの提案が出されたが、元院生はこれに応じなかった。
図書館側は、元院生が再び事件を起こす可能性があるため、今後も警戒を続ける予定だ。しかし、「元院生とは全く会話にならない状態」(職員談)のため、入館しないよう見張る以外になく、対策は手詰まりになっている。当分は職員が監視を続ける予定だが、本来の業務に支障をきたし、困っているという。
