東北大学新聞:

医・歯学部付属病院統合へ早ければ2003年度に実施

本年一月、本学医学研究科および歯学研究科は医学部付属病院と歯学部付属病院の統合することを決定した。統合後、現在の医学部・歯学部付属病院は「東北大学病院」(仮称)となる。統合は早ければ、二〇〇三年度には実施される。(315号)

 今後、新築される新病棟へ、現在の歯学部付属病院のベッド四十床を取り込む形で行われる。また、歯学部付属病院の外来診察については、医学部付属病院の隣に、新たに外来病棟を建てることを検討している。現在の歯学部付属病院の建物は、研究用の施設として今後も利用していきたいという。

 現在、医・歯両病院は建物、組織共に分離されており、研究、教育は別個に行われている。今回の統合により、設備の統一と同時に組織の再編がなされ、医・歯共同プロジェクト研究による新たな高度先進医療開発の推進、薬剤部・看護部などの組織の一元化による効率的な人員配置が可能となる。

 また、医学領域と歯学領域の融合による患者サービスの飛躍的向上、高度医療の実施、効率的な臨床教育体制の整備が期待でき、診療、研究、教育、経営の面で大きなメリットがあると考えられる。

 本学は二〇〇〇年度に医学部付属病院と加齢医学研究所付属病院を統合した。今回の統合によって元々、本学に三つあった付属病院が一つにまとまることとなる。

 統合は決定したものの、外来のための新病棟建築のための予算獲得、組織再編上での人事が困難な点など、多くの課題が残されている。今後、両付属病院は実施に向け、検討を進めていく予定だという。

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