東北大学新聞:

シリーズ七大戦勝利に向かってホームラン

現在、七大戦三連覇中の準硬式野球部。今回の大会でも優勝、四連覇を目指し日々練習を重ねる。今年の準硬式野球は名取スポーツパーク愛島球場で七月五日から八日までで、他の種目に先駆けて行われる予定だ。本学の総合優勝に弾みをつけてくれることを期待されている。 (315号)

準硬式野球のバットは金属製の物を使用する。そして、ボールは中身が硬式球の中身と同じで、その外側を軟式球のようにゴムで覆ったものである。ボールの飛距離やバウンドは硬式野球のそれらとほとんど違いがない。それ以外のことは、硬式野球と一緒である。

 準硬式野球部は、二年生十一人、三年生五人、四年生十一人、マネージャー八人の計三十五人。平日は夕方、休日は午前中に川内グラウンドでキャッチボール、素振り、ノックなどの基本を中心に練習している。

本学は守備を中心としている。エースは横田一馬選手(理学部四年)。一年生の頃からエースを務めている。強気のピッチングで、きわどいインコースが武器だ。そしてバックでは、副主将でセカンドの荒木大輔選手(法学部三年)や俊足、強肩のセンター阿部剛選手(工学部二年)らで鉄壁の守りを見せる。

攻撃は、つなぐ野球を主体としている。頭を使い、細かいプレーで得点を重ねる。キーマンとなるのはセンターの阿部剛選手。自慢の足で高い出塁率を誇る。そして、攻撃の要は主砲でファーストの堀田智史選手(工学部四年)。長打力も有り、選球眼もあり、さらに細かいプレーもできる頼りになる選手である。

 優勝を目指すにあたり、最大の敵となるのは大阪大学。ここ二年間決勝戦で対戦している。個々の能力がそれぞれ高く、打撃力に秀でているチームだ。この一年間でどれだけ成長しているかが気になるところだ。

 その大阪大学に勝つために本学の準硬式野球部は何か具体的な対策をしているのだろうか。主将の神部さん(工学部四年)は、「特別にしていることはありません。日々の練習を地道に積み重ねていくだけです。本番で持てる力を十分に発揮できれば勝てると思います」と答えた。

今年の七大戦は地元で行われるため、コンディションを整えやすく有利である。だが、それ故に、余計に負けるわけにはいかない。神部さんは「プレッシャーはありますね。けれどもたいしたことはないですよ。優勝する自信があります」と強気の発言をした。

そして、最後にこう語る。「大会でも楽しく野球をしたい。皆さんが私たちのプレーを、見て野球の楽しさをわかってくれればいいですね。そして、野球は試合に勝ったとき、皆で喜びを分かち合える。それが最高の瞬間です」

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