編集後記
先日、東北大学学生寮自治会連合(以下、寮連)から、本新聞の『三百十二号』に載せられた『論説』に対して苦情が寄せられた。「誤解を与える内容である」といった苦情であった (315号)
▼問題の論説には「有朋寮廃寮・『一方的な大学』と『連携欠く』寮連」との見出しがつけられた。その内容は、有朋寮廃寮問題において、大学側の対応が一方的であることと、寮連が廃寮反対運動を拡大していくためには各寮の理解を求めていく必要があることを述べたものであった。問題となったのは見出しの「連携欠く」と、記事中の「寮連の活動が普段から有朋・日就の二寮を中心としており」の表現である。苦情は、「これらの表現から寮連執行部は有朋・日就以外の学寮をまったく無視しており、寮連は組織として崩壊しているような印象を与える」というものであった。また寮連は、記事中の寮連の組織についての記述が不十分であるとした
▼実際には寮連執行部は意見を聞くために各寮を回っている。また、寮連の活動方針は最終的に、各寮の代表者によって構成される会議の場で決定されている。当新聞部としてもこれらの事実を踏まえた上で三百十二号の論説を載せており、記事中にもはっきりと寮連の崩壊を示す表現はない。そのため、前述の印象を与えてしまったのは意図せざることであった
▼一部の読者に対し、当新聞の伝
えようとした内容とは異なる印象を与えてしまったのはまことに遺憾なことだ。今後、当新聞としては誤りのない情報を載せるために綿密な取材活動を行うのはもちろんのこと、その表現方法についても誤解を与えぬよう細心の注意を払っていかねばならない。
〈学友会新聞部〉
