東北大学新聞:

本学助教授窃盗容疑で逮捕停職六ヶ月の処分

本学電気通信研究所の松浦孝助教授が三月十日、女性の携帯電話などを盗んだとして仙台南署に逮捕された。松浦助教授は同月二十日に釈放され、大学当局から停職六ヶ月の処分を受けている。 (316号)

同研究所の調査委員会によると、松浦助教授は三月十日午後三時ごろ、JR仙台駅前で知り合った女性会社員(二六)と共に、車で太白区内のホテルへ行った。そして女性が眠っているすきに、女性の携帯電話と松浦助教授が与えた一万円を持ち出し、ホテル代を払わずに立ち去った。その際、車の助手席に置いてあった女性のバッグもそのまま持ち帰り、帰宅途中持ち出した物をすべて捨てた。警察は車のナンバーから松浦助教授の身元を割り出し、自宅に連絡。同日午後十時ごろ、松浦助教授は仙台南署に出頭し、窃盗の容疑で逮捕された。

犯行の動機について、松浦助教授は警察の調べに対し「女性の態度が気に入らなかった」などと話している。松浦助教授は同研究所に辞職願を出しており、停職処分終了後に受理されるかが同研究所で決議に掛けられる。また、被害に遭った女性とは後日示談が成立し、松浦助教授が女性に賠償金を支払った。

 松浦助教授は同研究所で、半導体についての研究をしていた。同研究所の中村慶久所長は「非常に研究熱心で、学生の面倒見の良い研究者だった。松浦助教授がこのような事件を起こすとは思ってもみなかったことで、今回の事件には大変驚き、当惑している。日頃の激務によるストレスもあって、このようなことをしてしまったのかもしれない」と話している。

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