編集後記
四月一日から仙台市ではプラスチック製容器包装収集がスタートした。家庭ごみと別々に集められたプラスチックごみはリサイクルに回される (316号)
仙台にやって来たばかりのころは仙台市のごみ分別の適当さに驚き、あきれたが実際、分別が徹底されると実に面倒だ。一つの袋に何でも放り込んでいたものが、今では家庭ごみとプラスチックごみを分離して別々の袋に入れなければならない
分別しようとしてもどれがプラスチックごみであるか判断が付けられないことも多い。私の地元ではごみは可燃・不燃で分別しているが、母は「ガサガサと音がしたら燃えるごみ」などという意味の分からない噂を間に受け、アルミホイルまで可燃ごみとして捨てていた
地球に優しく』『環境のため』頭では分かっているものの実践することはなかなか難しい。生ごみ、包装紙、菓子の袋―何も考えずまとめて捨ててしまえればどんなに楽だろうか。頭のどこかで、そう考えている自分が確実に存在する
小学生のころ、ごみ処理場へ見学に行った。「ごみの埋め立て地はあと八年もしたら満杯になってしまうが、次の埋め立て地のあてはない」幼い私はその事実に驚愕し、しばらく環境を考慮してごみを決して捨てず部屋にため込んでいたので家族に『ごみ娘』と呼ばれていた。あれから十年は経っている。今、埋め立て地はどうなっているのだろうか
食材でも衣料品でも、買い物をすれば大量のごみが発生する。それを捨てるために、ごみ袋を買う。考えてみればおかしな話だ。では、どうすればごみは減るのだろうか。昔、ごみ処理場の職員が言っていた。「やたらにものを買わないのが、いちばん環境に優しいんだよ」
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