東北大学新聞:

就職ガイダンス開催内定へ向けよーいドン!

民間企業への就職を希望する学生を対象とした「就職ガイダンス」が七月の二日と十六日に行われた。このガイダンスは文系四学部と学務部が共催で、企業関係者の講演などを企画したものだ。 319号

二日にはリクルートのリクナビ編集長である富塚優氏が、十六日には毎日コミニケーションズの辻川潤一氏がそれぞれ文系キャンパスに招かれ講演を行った。主に文系学生を中心に、両日とも多くの学生が参加し、厳しい就職状況に対する学生の関心の高さがうかがえた。

二日の富塚氏による講演は「自分がみえる、社会がみえる」がテーマ。この夏をどう過ごすか、を中心に就職活動を始めるに向けての心構えについての話がなされた。

富塚氏は、現在の就職状況の厳しさについてデータをもとに説明したうえで、この夏に将来の目標を真剣に考えることが就職にとって重要であると説いた。

また、企業の人事部を数多く訪問した経験を生かして、企業の求める人材と学生の意識がいかに差があるかについての興味深い話がなされた。その中で、企業が求めるものは、常に問題意識を持ち学び続ける力であるとし「もはや学歴は意味をもたず、大学のレジャーランド時代は終わった」との厳しい意見も出された。

十六日の辻川氏の講演では就職活動の具体的な流れと、実際に何をやるのかという実践面での説明が行われた。中でもエントリーシートの概要や書き方は、スクリーンを用いて詳しく示され、あまり馴染みのないこの書類の話を、学生たちは興味深く聞いていた。

また、学生に職務適性テスト設問集の「お土産」が配布され、講演参加者たちはさっそく、就職活動のスタートを切ることになった。

「就職ガイダンス」は今回の講演に加え、十月にさらに二回の開催が予定されている。また、他にも文系では業界説明会が例年行われている。ガイダンス、説明会ともに詳しい日程は、今後本学HPや学部掲示板に掲示される。

「就職ガイダンス」が、昨年度の三回の開催に対し、四回開催とされた背景には、年々厳しさを増す本学の就職実績が垣間見える。黙っていては就職できない今の時代、大学の提供するサービスは決して毒にはなるまい。

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