東北大学新聞:

COE評価発表される

昨年11月29日に2002年度CОEプログラムの中間評価が文部科学省から発表された。全113件のCOEプログラムをA、B、C、D、Eの5段階で評価し、計画の改善などを各大学とプログラム責任者に通知した。

昨年11月29日に2002年度CОEプログラムの中間評価が文部科学省から発表された。全113件のCOEプログラムをA、B、C、D、Eの5段階で評価し、計画の改善などを各大学とプログラム責任者に通知した。
全プログラムを通じて、計画中止が求められるE評価は出されなかった。しかし、プログラムの大幅な計画改善が求められるD評価を2件のプログラムが受けた。一方、本学から採択されていた5件のプログラムは、A評価が3件とB評価が2件と全てのプログラムが高評価を得た。
A評価は「当初計画は順調に実施され、現行の努力を継続することによって目的達成が可能」とされ、各プロジェクトは今後も継続的な努力を重ねていくことが期待された。
一方、B評価は、「当初目的を達成するには、以下のコメントに留意し、一層の努力が必要とされる」とされ、各プログラム責任者に対して計画実行に関する具体的なアドバイスがなされた。
本学で採択されたプログラムでB評価を受けた「バイオナノテクノロジー基盤未来医工学」は、医学と工学の連携に対して高評価を得たが、学生の教育面で評価が低かった。そのため、学生の海外を含めた学外への派遣をより積極的に行うように指導された。また、臨床の現場に研究者が参加できるシステムの構築も求められた。
「言語・認知総合科学戦略研究教育拠点」では、学生の教育面の充実が評価されたが、研究が従来の枠組みにとらわれているとの厳しい指摘がなされた。今後は、研究の視野を広げるようアドバイスされた。
今回の評価は、A・B評価が全体の9割近くと非常に多く、一部には評価が甘いとの批判があった。しかし、COEプログラムは採択段階で厳密な計画作成とそれに対する審査が行なわれている。そのため、プログラムが順調に運営されやすいと考えられる。
これらの評価に対して、中塚勝人副学長は「全てのプログラムが一応の合格点を与えられて安心した。プログラム責任者は個々の指摘点を真摯に受け止めてより良い成果を残して欲しい」とコメントした。
さらに中塚副学長は、「次世代を担う若手研究者をどのように育成するかを試せる絶好の機会がCОEプログラムであり、COEを通じて大学院での教育モデルを確立し、それを学部生教育や大学入試へと応用していきたい」と語った。

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