片平キャンパスでの合格発表を中止
毎年片平キャンパスで行なわれていた合格者の掲示が来年度一般入試から廃止されることが昨年11月29日に明らかになった。春先の風物詩となっている合格者の胴上げが今春から見られなくなることになる。
これまで、合格通知は電子郵便(レタックス)と片平キャンパスでの掲示、大学のホームページでの発表の3通りで行なわれてきた。電子郵便での通知が学長の署名捺印がなされた正式な通知書であり、それ以外は補助的な通知方法であった。
特に片平キャンパスでの掲示には、受験生がインターネットで合格を確かめた後、記念に見に来ることが多かった。例年100名程度しか利用おらず、通知方法としての意義が薄れてきていた。そのため、掲示に割く労力と経費を削減し、入学試験でのミス防止対策に専念するため、掲示の廃止に踏み切った。
片平キャンパスでの合格者の掲示が廃止されることに対して、学内の一部教職員から「例年掲示を見に来る受験生がいる以上、廃止していいものか」と言う反対意見が出た。しかし、最終的には研究評議会で了承を得て廃止が決定された。また、県内の高校や在校生、OB・OG達からの問い合わせや反対意見は今のところ特に出ていない。その一方で、国立大学としては初めての試みのため、他大学から廃止反対の意見をどのようにしてまとめたのかという問い合わせがあった。
大学側は、合格者の掲示を廃止する代わりにインターネットを使った通知方法を充実させる予定である。昨年、合格発表当日の大学ホームページに対するアクセスは3万5000件であった。
しかし、発表が開始される午前9時30分から午前12時前後にはアクセスが集中し、なかなかホームページに繋がりにくい事態が起こった。これに対して、合格発表の時期だけ一時的にサーバー容量を増加させ対応することを検討している。
また、携帯電話を使って合格を確かめられるシステムの開発などインターネットを使った新たな合格通知方法も今後検討されていく予定だ。
胴上げという春先の風物詩が見られなくなり寂しくなる。これども、これよって受験生に対するよりよい合格通知方法を確立することに期待したい。

▲昨年の合格発表の風景
