半導体研究所1号館寄贈される
財団法人半導体研究振興会が所有する半導体研究所1号館が昨年12月、本学に寄贈された。1号館は1963年に川内キャンパスに近い国有地に建設され、多くの研究を行なってきた。(340号)
今回、1号館が本学に寄贈された背景には同振興会の財政事情が関係している。
1号館はこれまで、世界の半導体研究をリードしてきた実績を持っている。
しかし、1988年に青葉山キャンパス近くに2号館が完成すると研究は次第にそちらへと移された。そして、1号館にはわずかな研究と事務機能が残っているだけになった。
同振興会が苦しい財政事情の中、地代を払うことが負担となったため、建物を本学に寄贈することを決定した。今後は本学が地代を負担していくことになる。
寄贈された1号館の使い道については、半導体研究所所長であり、本学学長も務めたこともある西澤潤一岩手県立大学学長が「展示や産学連携施設として、意義ある使い方に期待したい」と話している。そのため、現在、大学側もその方向で協議を進めている。
半導体研究所と言えば毎年12月下旬のイルミネーションが馴染み深いが、来年度以降の実施は未定ということだ。1号館がどのように活用されることになるのか、大学側の協議の結果を待つことになる。
