東北大学新聞:

本学応援団が復活

 応援団が新たなスタートを迎えている。(341号)

本学応援団は1963年に発足。最盛期には、団員数50人を数えた。しかし、その後は減少し、2002年度からは、団員がゼロになっていた。そのため、昨年4月末までに団員が入らない場合、新サークル棟にある応援団室を大学に返上することになっていた。
 オリエンテーション後の雑談の中で、応援団のOBの教授がそれらのことを話した。それを聞いた出雲智子さん(農学部)は、応援団に興味を持った。そして、応援団の存続のために名前だけの軽いつもりで入団を決めた。その後、競技チアリーディングのチームや友人などに声をかけ、現在では部員が4人になった。4人の中に応援団やチアリーディングの経験者は1人だけ。高校では吹奏楽部や聖歌隊などだった未経験者の方が多い。
 普段の練習は特定の場所や日時を定めていない。部員同士で連絡を取り合い、都合のつく人で集まり、マルチメディア棟の前などで練習を行っている。練習を含めて全員が揃うことができたのは、前期試験の前々日、前日の2日間、仙台駅前で行った受験生激励会が初めてだった。そのことが今の時点での悩みだ。
応援団の魅力は、学内、全国にいるOBとの密接なつながりや応援を通じて全国の様々な大学の友人が増えたなど人間関係が広がったこと。応援に行くことで喜んでもらえることだ。逆に、大変な点は直属の先輩がいないため、応援団の新しい伝統をつくっていかなければならないことだ。しかし、それは魅力の1つとも言えるだろう。
 応援団には、深夜マラソンや城萩祭といった主催イベントがある。それについて、出雲さんは「何年後になるかはわからないが、団員数が揃えば、個人的にはやってみたい」また、新入生へは「大学生活を充実させるためにも、サークル活動に積極的に参加して欲しい。その選択肢に応援団を加えてもらえれば」と語った。
 応援団は、5月の仙台六大学野球の開幕、体育部のシーズンインと共に今年度の本格的なスタートを切る。

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