東北大学新聞:

川内キャンパスに保育所が誕生

 今年9月に、本学川内北キャンパスに保育所が開所される。これは、本学の学生、及び教職員を対象としたもので、本学男女共同参画委員会のワーキンググループが中心となって開所の準備を進めている。(342号)


 この件に関して本学男女共同参画委員会では、教職員の仕事や勉強と子育ての両立を目的として、平成15年から具体案などについて検討されていた。昨年夏には教職員や院生に対して具体案に関するアンケートを実施し、同年秋に保育所開所が正式決定した。
 今回、川内北キャンパスに保育所が設置されることになった理由としては、川内・青葉山地区に保育所が1つもないことがあげられる。そのため、保育所を作るならば川内地区か青葉山地区のいずれかとなったが、通勤や通学の面から川内北キャンパスに決まった。
 建設場所は、川内北キャンパスにある留学生会館の西側を予定。施設の床面積は約190平方メートル、外庭は約224平方メートルの平屋建てである。ゆったりとした保育環境を提供するために幾度か計画の見直しを進め、計画当初よりもやや拡大して、この規模となった。
定員は常時保育、臨時保育合わせて25名。保育対象となるのは、本学の学生、及び常勤、非常勤の教職員の子供で、生後2ヶ月から小学校入学前の幼児だ。保育時間は午前8時から夜7時までだが、夜8時までは延長することができ、最長で午前8時から午後8時まで、12時間利用することができる。
 また、施設運営は基本的に外部業者に委託となる。ただ、本学の関係者や職員と業者との間で定期的に運営協議会を行い、互いに運営に関して意見を交換していく方針だ。
 利用案内は5月中に作成、利用者の公募は6月頃から行われる予定である。昨年実施されたアンケートでは、利用を希望するという回答が多い。しかし、今回設置される保育所の定員数は、アンケートを基に利用者の最低人数を予想して決定されたため、定員を超えることも予想される。
しかし、今回開所する保育所では、子供一人あたりの床面積を維持する関係で定員を増やすことができない。新たな保育所の建設も考えられるが場所や規模に関しては、利用希望者や、市内の保育所の数などをもとに検討していくということだ。
今回の保育所の設置で、女性教職員や学生にとって、これまでより仕事や勉強に集中しやすい環境をもたらすことが期待される。また、将来的には本学の学生ボランティアの受け入れも考えていくとしており、学内の雰囲気をより良いものにしてくれそうだ。

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