本学、初の公式ロゴマークを制定
3月23日、本学は、開学以来初となる公式ロゴマーク制定を発表した。4月1日より使用を開始した。(342号)
創設からこれまで、本学には全学で統一されたロゴマークはなかった。そのため、部局ごとにロゴマークが存在していた。しかし、近年の大学間の競争の激化や昨年度からスタートした国立大学法人化などにより本学を広くアピールする必要性が高まってきた。そして、2年後に迎える開学100周年の記念事業の一環として公式ロゴマーク制定へといたった。
昨年9月、学生、教職員、学外の有識者で構成した「東北大学ロゴマーク作成ワーキンググループ」を発足させた。このワーキンググループでは主に、ロゴマークのコンセプトについて議論を行なった。そして、12月、「creativity」、「global」、「tradition」の3つのキーコンセプトを決定した。その後、イギリスのウルフ・オリンズ社にロゴマークのデザインを依頼した。
デザインをウルフ・オリンズ社に依頼したのは、これからの本学の活動を円滑に進めるためである。今後、本学は研究、教育活動を世界で行なっていく方針だ。その時、現地の風習や宗教に反したものがロゴマークにデザインされていると、活動を行いにくくなる。そういったことを防ぐため、さまざまな国籍のデザイナーで構成されているウルフ・オリンズ社に依頼したのだ。
ウルフ・オリンズ社のプロジェクトチームは実際に仙台を訪れ、学生に会うなどして、デザインし、本学に4つの候補を提示した。それらの候補の中からワーキンググループが選択した。
制定されたロゴマークは、仙台を象徴する植物とされる「萩」をモチーフにしており、円形となっている。これは、萩が品格をもって世界に大きく広がっていく動きを表している。
このロゴマークには、「紫」と「黒」の2色の公式カラーと6色のサブカラーが定められている。これまで本学のスクールカラーは「緑」だと思われがちであったが、特に定められていなかった。
緑色が本学のシンボルとして使われたのはボート部の旗が最初だった。その後、各運動部にも広がり、「緑」が本学のスクールカラーと認知されるようになった。このロゴマークの公式カラーについても、今のところスクールカラーとする予定はない。
公式カラーは大学の公式な書類、封筒や名刺などのみに使用が制限される。ただし、サブカラーについては、本学のホームページに公開されるマニュアルに従って教職員や学生は自由に使用することができる。
学内外の評判は「上品で動きがある」、「覚えやすい」など上々のようだ。大学当局はこのロゴマークが本学の国内外の認知度の上昇の一翼を担うことを期待している。
