ウインドノーツ、今年も琵琶湖に
例年日本中を熱狂の渦に巻き込む鳥人間コンテスト。本学のウインドノーツは毎年出場し、一昨年は3位という好成績を残した。昨年は悪天候のため中止になってしまったこの大会、今年は7月16日、17日に行なわれる。昨年の無念も晴らしたいウインドノーツの意気込みを聴いた。(344)
まず気になるのは機体の出来だ。今年の機体は一言でいうと「きれい」。特徴はなんと言っても軽量だということ。なんと出場チーム中最も軽い機体となっている。その秘密は自作のカーボンを使用している点にある。シートを何度も巻きつけ、丁寧に作られたカーボン製の骨格は、軽いだけでなく強度も十分あるという。
何度か行なわれたテスト飛行では、すんなりと浮き上がった。今までの機体では、浮き上がるまでに調整が必要で、苦労していただけに、関係者の期待も膨らむ。機体の名前は「翔」。設計者の名前をとって作られた。どこまでも翔んでいけそうだ。
そんな「翔」に乗り込むパイロットは工学部3年の尾崎修一さん。早朝から行なわれる大会本番に備え、今から早寝早起きをするなど、生活すべてが「鳥人間」だ。
トレーニングも欠かさない。八木山に住んでいるにもかかわらず、雨の日以外は必ず自転車で通学している。マウンテンバイクや、リカンベントチャリという、実際の操縦に近い特殊な自転車も利用している。
今年からはルールが変わり、Uターンすることが出来るようになった。スタート地点に戻ってくることを目指した機体作りに励んできた。パイロットの尾崎さんは、「もちろん戻ってくることが目標だが、何よりも勝ちたい。優勝が個人目標です」とはにかみながら語る。
コンテスト当日には、日本大学、東京工業大学といった強力なライバルも出場の予定だ。しかし、ウインドノーツの気合は十分。今年の夏はテレビの前から、琵琶湖の上で繰り広げられる熱い戦いを応援したい。
