東北大学新聞:

特集・生協リニューアル後

 川内北キャンパスの第一食堂と購買店は、3月に大幅なリニューアルをした。それから半年が経ち、次第に変化が出始めている。(345号)


 第一食堂については、3月にまずバイキング形式を導入した。初めは使いにくいという声も出ていたが、次第に女性や教職員を中心に支持されるようになり、「一言カード」でも好評な意見が寄せられた。店員に対して直接バイキングを褒めにくる人まで現れた。また、野菜中心のサラダバーについては、ベジタリアンの留学生からも上々の評価を得ている。
 4月には、新入生の食生活支援のため、1年17万円で利用できるミールカードを導入した。このカードを使えば、1日に1000円分まで食事ができる。1年で約30万円使えることになり、十分に元を取れることになる。
開始当初は利用限度に遠く満たない程度しか使わない人が多数だった。だが、月を追うごとに、限度額に近づけるように利用する人が増え、7月には約3万円使う人が100人にのぼった。生協では手ごたえを感じ、来年度以降、一年生だけではなく学部生全員がミールカードを買えるようにする案も出ている。
 この他に、パン・ドリンクコーナーを食堂内から書籍・購買店に移した。以前は、飲食物を買うには食堂内に入らなければならなかった。そのため、混雑の原因となり、手間もかかるため利用しにくかった。
その問題を解消するため配置転換を行なったところ、利用しやすくなった。その結果、利用者の評判が上がり、パン及びドリンクの売り上げが、去年と比べて上がった。
 半年前の改革から、第一食堂は以前と比べて便利になったといえるが、まだ課題は残る。特に、昼食時の混雑の問題は解決しきれていない。
食堂側は3月の改革で、座席を630席に増やし、丼物のテイクアウト品を用意するなどの対策をした。しかし、いまだにレジには長い列ができ、座席に座りきれない人も出ている。
食堂側は、フロアを最大限に使うことによって、700席程度まで増席をすることを計画している。加えて、レジをカード専門と現金専門にわける「快速レジ」も、導入することを検討している。しかしこれは、他大学では失敗に終わっているため、充分な改良が望まれる。

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