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第54回模擬裁判「青写真」開催

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第54回模擬裁判が本学川内記念講堂で11月12・13日、法学部模擬裁判実行委員会によって上演された。

模擬裁判実行委員会は法学部の自主ゼミの一つ。ある社会問題を法律的に研究し、その成果をもとに模擬裁判を行うことが主な活動だ。
今年の公演タイトルは「青写真」、欠陥住宅問題がテーマだ。欠陥のために多くの住宅が倒壊した阪神・淡路大震災を機に、欠陥住宅の発生を予防するため建築基準法の改正などの動きがあったが、欠陥住宅の発生件数は減少していない。この現状をふまえて、模擬裁判を通して市民に欠陥住宅に対する問題意識を持たせるねらいがある。
上演にあたっての脚本作成や演出、広報活動などはすべて学生が主体となり、約1年をかけて準備。脚本作成に関しては本学法学部教授や弁護士などからの助言を受けることで、作品の現実味が増すように努めた。
1年生が役者を演じ、2年生・3年生が脚本・演出や裏方を行う形で構成。後期授業の始まる10月からは、法学部のある川内南キャンパスでは、発声練習や台本あわせの声が聞こえていた。
模擬裁判は、会社員男性がやっと手に入れたマイホームが欠陥住宅かも知れないという疑いを持って弁護士に相談に行き、業者を相手取って訴訟を起こすという設定。最終的に、業者側に約2千万円の支払いを命じる判決が下った。
全編を通し、争点や要点などは図を使ったスライドを流し整理していた。
裁判と離れて、マイホームの購入を考えている夫婦や建築業者社員などが登場する挿話も展開された。その中で欠陥住宅問題の法律や実情、歴史的背景などの説明も加えた。
また、入場の際に配られたパンフレットには、今回の模擬裁判の概要、欠陥住宅についての説明や関連事柄が図入りで示されており、法律を専門としていない人にも分かりやすく、また飽きない工夫が凝らされていた。

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