東北大学新聞:

シトロンボウル、無念の惜敗

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粉雪が舞い散る中、日本学生アメリカンフットボール協会主催の第9回アメリカンフットボール東日本王座決定戦、シトロンボウルが12月11日、仙台スタジアムにて行われた。

本学は北日本大学チャンピオンとして3年連続5回目の出場となる。対するは関東大学リーグ代表、明治大学。明大は日本一を決める甲子園ボウルに5度出場するなど、早稲田、立教とならぶ関東屈指の強豪だ。明大の硬い守りをどう攻め崩すか、また機動力を生かした明大の攻撃をどう防ぐか。そこに焦点が定まった。
 
正午、明大のキックによって戦いの火蓋が切って落とされた。昨年の敗戦から1年。シトロン制覇を目標に臥薪嘗胆の思いで戦ってきた本学は早くもリズムをつかむ。第1クォーター2分、クォーターバック笠原からタイトエンド臼杵へのパス、ラインバック立道のランが決まり、再度4回の攻撃機会が与えられる10ヤードのファーストダウンまで残り2ヤードとせまった。ここで4回目の攻撃。立道のキックがうまく37ヤード先で拾われ、これでファーストダウンに成功、ゴールラインまで残り15ヤードに詰め寄った。この後残り13ヤードとし、ここでボールをゴールポストに蹴り入れる、フィールドゴールをきっちりと決め、本学は早々に先制点を奪った。第1クォーター10分、明治にタッチダウンを許すも、ディフェンスバック吉田の相手のパスをカットする、鮮やかなインターセプトを皮切りに笠原、ラインバック池下が好走、そして仕上げの笠原からワイドレシーバー萩山のパス、と怒涛の猛攻によりわずか3分で再逆転に成功した。
 
しかしハーフタイム後の第3クォーター、眠れる獅子、明治大学がついに目覚めてしまう。13―6の本学リードでむかえた第3クォーター2分、ゴールラインからはるか遠方、90ヤード手前から明治ラインバック米山が奔走。米山は本学守備陣をあっさりすりぬけ、気付けば本学守備陣が米山を追いかける格好に。なんとか米山を捕らえるものの、米山が倒れこんだのはゴールラインの外、まさかの90ヤード独走でそのままタッチダウンを奪われてしまった。
 
これで流れが明治に傾いてしまった。約5分に及ぶ本学の攻撃の末にも得点できなければ、第3クォーター10分に本学、ディフェンスバック綿谷がインターセプトを決めるも、明治得意の硬い守りに阻まれ、いまひとつ前進できない。第4クォーターになっても流れは収まらず、堀内、綿谷、石田の負傷退場の末、逆転となるタッチダウンを奪われると、第4クォーター7分には45ヤードの独走を許す。これをなんとかしのぎ、本学の攻撃に移ったが今度は不運にも反則を告げる審判の笛がなる。これでタナボタの攻撃機会を得た明治にきっちりタッチダウンを決められてしまい万事休す。残り1分半で13―27と突き放された。
 
最後に本学がかの巨人軍のメークドラマを思わせるタッチダウンを決めて19―27と追い上げるも、ここでゲームオーバー。昨年に続き今年も本学は涙をのむ結果となった。
 
なお試合後の個人表彰でベストディフェンスバック賞に神野、ベストディフェンスライン賞に三浦、敢闘賞に萩山が選出された。

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