東北大学新聞:

野球部8連敗・最下位脱出に後なくなる

4月15日、仙台六大学野球春季リーグ戦が開幕した。8日の試合を終えた時点で本学硬式野球部の戦績は8戦8敗。最下位脱出にあとがなくなった。残る試合は19日、20日の宮教大戦。

工業大第二戦詳細
小雨ちらつくなか、対東北工業大2回戦が7日に行われた。午後から降雨が予想されていたことから試合開始時刻が早まり、先発投手のコンディションが勝負の鍵となった。
1回裏、工業大の攻撃。工業大はコンディションが整わない東北大先発の千葉を攻め立てる。1番阿部のライト前ヒットの出塁後、2番、3番と凡打に倒れて、2死2塁。ここで4番加藤をむかえる。凡打に打ち取って攻撃に移りたい東北大だったが、加藤の放った打球は無情にもセンター前へ。欲しかった先制点を相手に奪われてしまう。
球が外れはしないが、キレがない。苦しむ千葉に工業大は容赦なくおそいかかる。続く5番阿部の打球はセンター前へ。6番星はライト前へはじき返す。そして7番渡辺の放った打球もライト前へ抜けていく。まさかの4連打を浴びた。8番鈴木をおさえて、なんとか1回をしのいだものの、いきなり3点を献上。この3点が東北大ナインに重くのしかかった。
2回裏も立ち直ることができない。先頭打者の9番富澤を三振にきってとるものの、好調の1番阿部に今度は左中間に抜ける3塁打を許してしまう。この影響で、2番を凡打に仕留めたものの、2死3塁でクリーンナップむかえることに。3番富樫を歩かせて2死1、3塁。この場面で4番加藤。1回の悪夢がよみがえる。今度もセンター前に運ばれて、追加点を許してしまった。
しかし3回表、東北大打線は苦しむ千葉を見捨てなかった。デットボールでの出塁後、1死1塁の場面で、2番ケガの太田にかわる捕手、近松がライトの頭上を抜ける3塁打。女房役の近松が奮起すると、3番の凡打後の4番、DHの太田が四球を選んで2死1、3塁のチャンスをつくる。ここで奮起しないわけがない。5番藤沼の打球はレフトを襲う2塁打。応援にかけつけた東北大応援団の歓声の中、近松が2点目のホームをふんだ。
しかしここで打線が沈黙した。6回以降、東北大は2塁すら踏めない状況。2番手竹内が気迫の投球で4回以降3安打におさえるものの、追いつけず、結局2-4で惜敗。初回の3失点、不完全な調整が悔やまれる結果となった。


仙台大第二戦総評
この日は終始目を覆いたくなるプレーが目立った。
1回裏、仙台大の攻撃。1番庄司に内野安打を打たれると、2番池田にはカウント2-2に追い込んでから死球。犠打と内野安打で満塁にされると、5番今野の内野ゴロを痛恨のエラー。外野にボールが飛ぶことなく、2点を献上してしまう。
3回裏には2番池田にレフトオーバーの2塁打を打たれると、続く打者に犠打で送られ一死3塁。肝心なところでのミスはここでもとまらない。4番熊谷をサードゴロに打ち取っておきながら、フィルダースチョイスで追加点を献上してしまう。
東北大にいいところがなかったわけではない。3回表、9番明神が四球で出塁すると、凡打が続いて2死の場面で、3番有田が意地のセンター前ヒット。2死1、3塁の場面で、福祉大戦でホームランを放っている、4番太田。その実力を警戒されてか、すべてボールで歩かされ、2死満塁。ここで東北大は相手のミスにつけこみ、1点をもぎ取った。
しかし仙台大の猛攻はとまらず、4回に2点、5回に4点をあげられ、5回コールド負け。課題の残る試合となった。(350号)

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