東北大学新聞:

論文被引用数ランキング・本学総合72位に

本学の論文被引用数ランキングが総合分野で72位、材料科学分野では2位にランクインした。学術文献情報データベースを提供するトムソンサイエンティフィック(アメリカ)が4月10日に発表した。(350号)

ranking-351.jpgランキングは1995年4月から2006年3月までの11年間の被引用数をもとに作成されたもの。論文の被引用数は研究パフォーマンスの指標とされている。
本学が上位にランクインした分野には化学22位(前年19位)、物理学13位(15位)、工学38位(47位)などがある。本学は全22分野中16分野がランキングにノミネートされた。
ランキングは全世界の研究機関の中から、被引用数の多い上位1%を対象に作成される。そのため、心理学・経済学ビジネス・社会科学・宇宙科学などの分野ではランキングにノミネートされていない。
本学は一昨年、材料科学分野の被引用数で1位を取得していたが、今年からそれまで個別に集計していたマックス・プランク研究所(ドイツ)の80機関が1つにまとめられたため、2位となった。この順位変動についてトムソンは「研究パフォーマンスの低下と見るべきではない」としている。
総合分野で100位以内にランクインした日本の大学は東京大(13位)、京都大(31位)、大阪大(35位)、名古屋大(97位)。そのほかにも九州大、北大がそれぞれ115位、142位にランクインし、旧七帝大が上位を独占した。
近年、本学を含む日本の研究機関の被引用数・論文数はともに漸増傾向にある。庄子哲雄理事(研究担当)は、「広い分野で上位を目指して今後とも一層努力する必要がある」と話している。

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