立ち見客も出現・交響楽団第146回定期演奏会
6月17日、宮城県民会館大ホールで東北大学交響楽団主催の第146回定期演奏会が行なわれた。同演奏会は例年川内記念講堂において行なわれてきたが,川内記念講堂の改修整備計画が進められているため、今年度の二回の定期演奏会は会場を変更して宮城県民会館で行なわれることになった。(352号)
今回の演奏会は菊池健夫氏が指揮を務めた。氏は過去に客演として同演奏会に招かれて以来、30年以上にわたって東北大学交響楽団の指導に携わってきており、楽団員たちにとってもなじみの深い人物である。
当日は開場前から多くの聴衆が訪れ、ホール内には座席が不足したため立ったまま観賞する聴衆の姿も見受けられた。本コンサートではロッシーニの劇曲「アルジェのイタリア女」序曲、グリーグ「叙情組曲」作品54、ドヴォルザークの代表曲の一つである交響曲第9番・作品95「新世界より」の三曲目が演奏された。どの演奏にも聴衆は熱心に聴き入り、一つの曲目が終わるたびに賞賛の拍手を送った。すべての曲目が終わったのち、会場のアンコールに応えてもう一曲が演奏され、第146回定期演奏会は幕を閉じた。
