鳥人間・2006年の見込みは
今年も鳥人間コンテストの季節がやってきた。例年出場している本学のウインドノーツは3年前に25キロメートルを記録。日本大、東京工業大に続いて3位となった。なお昨年は140メートルで10位。強風にあおられ、不本意な結果に終わった。(352号)
ウインドノーツの機体の特長は徹底的に軽量化されていることだ。機体の重さは32キログラム。参加チームの平均は35から40キログラムほどで強豪の東京工業大は40キログラム。そのため例年、参加チーム屈指の軽さを誇っている。
軽さの秘訣は自主制作にある。他のチームの多くがパイプの組み立てを業者に依頼しているのに対し、ウインドノーツは毎年自主制作にこだわっている。今年の機体のテーマは安定性。強風にあおられた昨年の反省をふまえ、安定性に重点をおいて機体を作った。
今年の機体の名前は「谺(こだま)~echo~」。昨年、ルールが変更されて琵琶湖対岸に到達後、折り返して戻ってくることが可能になった。「谺(こだま)~echo~」には一度行ってまたかえってくるようにとの願いを込められている。
ウインドノーツの機体は210ワットのペースで漕げば浮かぶように設計されている。パイロットは工学部3年の宮内さん。210ワットのペースで2、3時間こげるだけのトレーニングを積み、230ワットのペースでも3時間は漕ぎ続けることができる。スタート地点から対岸までの距離であれば、3時間以内で余裕をもって往復することができる。実現できれば名前の通り「谺」となれる。
今後は7月20日に仙台を発ち、最終メンテナンス後22日に大会本番を迎える予定。現在日本大が二年連続で優勝している。本学は3年前の記録を更新しての初優勝をねらう。ウインドノーツの機体の性能は、単純に他チームと比較はできないが、重量と必要動力の面からトップクラスに属する。安定して飛ぶかどうかは天候にかかっている。
なおテレビ放送は9月頃の予定。大会初優勝は十分に期待できる。
