パインボウル 残り35秒で悲劇起きる
第21回アメリカンフットボール北日本大学・大学王座決定戦「パインボウル」が11月19日、ユアテックスタジアム仙台で行われた。
東北リーグを制した東北大「ホーネッツ」の相手は北海道王座、北海道大「ビッググリーン」。この大会では、過去2年とも同じ対戦が行われており、共に東北大が快勝している。
第1クォーター、先攻は北大。華麗なパス回しでじわじわとゴールに近づいていく。そしてフィールドゴールを決められ、3点を先取されてしまう。だが東北大も負けてはいない。インターセプトからタッチダウン、続くトライ・フォー・ポイント(キックゴール)を見事に決め逆転。4点差をつける。
第2クォーター、北大は自陣35ヤードからゴールラインまで残り12ヤードまで迫る53ヤードのロングランを決め、そのままタッチダウン。7―10と逆転する。しかし東北大も続く攻撃でパスによりタッチダウンを決め、14―10。白熱の攻防が続く。
第3クォーター、両者何としても得点を奪い有利な形で最終クォーターに持ち込みたいところ。どちらも必死に攻めるが相手の堅い守りに阻まれる。結局両者得点を奪えず、14―10のまま、一発逆転も可能な状態で勝負は最終クォーターに持ち込まれた。タッチダウン1回で逆転もあり得る。
最終クォーター、東北大の先攻だったが得点を奪うことができない。北大は立て続けにパスとランを決め、残り12ヤードまで接近。しかし東北大も意地を見せ北大のバックパスを読み、北大を押し戻す。フォーストライ、北大の狙いはフィールドゴール。これが入り14―13。東北大は、1点差まで迫られる。
東北大の攻撃、北大を突き放したいところだが北大の堅い守りに阻まれ、北大に攻撃権を譲ってしまう。北大は東北大の必死の守りに対し少しずつゴールに接近。そして残り35秒。ゴールまで16ヤード。フォーストライ。北大はここで勝負を決めるフィールドゴールを狙う。北大の蹴ったボールはポールの間に吸い込まれ、14―16。東北大は逆転を許してしまう。
結局残り35秒、東北大はほとんど攻めることができずにタイムオーバー。東北大は、まさかの敗戦を喫してしまった。
