東北大学新聞:

357号 東北大の論点

毎年、春になると学内のゴミ捨て場に多くのゴミが捨てられている。4月に入るとほとんど片付けられているため、気にしていない人も多いだろう。今回はその現状とともに、学校側の対応などからごみの不法投棄について問う。

東北大のサークル棟前のゴミ捨て場は毎年3月後半になると山のようなゴミで溢れかえることをご存知だろうか。
新サークル棟前とG・F棟の前にはうず高くゴミの山が出来上がっている。ゴミはベッドや本棚といった粗大ゴミ。テレビ、冷蔵庫などの家電リサイクル法が適用されるもの。雑誌などの資源ごみなど様々ものが捨てられている。
ゴミは2月後半から徐々に増え始め、3月の後半になると通路をふさぐまでに増えていく。
これらのゴミはまだ使えるものが多く、主に卒業とともに仙台から離れる本学学生が捨てていると思われる。ゴミは3月30日にすべて回収され一時はきれいになったものの、4月に入ると再びゴミが増え始めた。段ボールが多いことから引越しの際に出たゴミを捨てているのだろう。
この問題に対して、学生課の担当者に話を聞いた。本来、学内で出るゴミの収集場所はテニスコート近くにある焼却施設であり、サークル棟前にはプレハブの小屋を置き、家庭ごみを業者に回収してもらっているそうだ。さらに、G・F棟前のゴミ捨て場は本来粗大ゴミを捨ててはいけない。
大学側も看板や掲示などで注意を呼びかけたり、警備員に見回りをしてもらっているが、警備員のいない隙に捨てられると対処の仕様がないという。

大学内に大量の粗大ゴミが投棄されているために通路がふさがれ邪魔である。さらに景観も悪く、新入生に与える印象も悪かっただろう。また、ゴミが大量にあることが、学外からゴミが捨てられるのをゆるしてしまいやすい環境を作り出す恐れもある。
仙台市では引越しの際などにでる多量のゴミについては臨時ごみとして扱っており、有料で回収してもらえる。そのことを知らないのか、料金を惜しんでいるのかはわからないが粗大ゴミを大学構内に残していくことには問題がある。
ここでも、昨年度取り上げた駐輪マナー同様、本学学生のモラルが疑われる。
また、大学側の対策にも少し疑問が残る。G・F棟の前にある粗大ゴミを捨てないよう注意を促がす看板があるが、さび付いるため、なんと書いてあるのか読むことができない。本当に注意を呼びかけるつもりがあるなら、看板をあのような状態のままにしておくべきではないだろう。
また、粗大ゴミを回収する日程をサークルなどに連絡しておき、普段は粗大ゴミ捨てられないようにすることなどできるだろう。
なんにせよ、学内に大量のゴミが投棄されているのは気持ちのいいのもではなく、通行の妨げにもなる。不法投棄は懲役5年以下罰金1千万円以下の犯罪である。今後引越しされる方には犯罪者にならないでいただきたい。

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