国際法模擬裁判大会 総合優勝
8月4~6日、国立オリンピック記念青少年総合センターでアジアカップジャパンラウンド国際法模擬裁判大会が開催された。本学法学部自主ゼミの一つ、「倶楽部国際法」が例年通り出場し、総合優勝を果たした。
国際法模擬裁判とは、架空の国家間に紛争が起き、その事件が国際司法裁判所に付託されたと仮想して十数校の他大学と模擬裁判を行なうものである。
弁論による大会本番の一ヶ月前に、メモリアルと呼ばれる裁判書面を作成する。この書面では本件の争点と主張を論理的にまとめたものを書く。この書面は自国の主張と一定の判示を裁判所に求めるものだから、学説、判例など正当な根拠を書面に書かなければならない。これは非常に手間のかかる作業のである。「倶楽部国際法」の活動のほとんどはメモリアルの作成に割かれた。
メモリアル提出後はゼミ内で予選をし、弁論者を選出する。弁論者の役目は書面の内容を裁判官にわかりやすく述べることである。弁論中は裁判官は弁論者に対して基本的な国際法の知識や主張についての疑問など広範なことを質問する。それにうまく答えることで得点が加算されていく。裁判官の役は国際法の教授、院生、外務省の現役外交官が行なった。
今大会では本学総合優勝のみならず、原告メモリアル1位、被告メモリアル3位を収めた。また、弁論者順位では、原告弁論者4位に橋本大介、被告弁論者2位に中村龍樹、同3位に梅津奏が入賞した。いずれも法学部2年生。総合優勝は倶楽部国際法ができてから初めて。メモリアルに関しては、「国際的にも十分通用する」との講評を得た。弁論では、2位の中村は平均弁論得点が90点を越え、1位の京大の弁論者とも僅差だったという。
倶楽部国際法は、冬に京都で開催される模擬裁判大会にも出場する。冬の大会で優勝するとワシントンで行なわれる世界大会への切符を手に入れる。
