東北大学新聞:

政治の世界へ飛び込め

NPO法人ドットジェイピー東北支部が主催するJapan Producers Meeting(JPM)が、12月2日に宮城県民会館で開かれた。
JPMは、ドットジェイピーが運営する議員インターンシッププログラムの一環で、学生の政治への関心を高め、普段会う機会のない議員と直接交流することを目的とするもの。本学から18人を含む計33人の学生が参加したのに対し、10名の議員が来場した。途中で入退場する議員や、代理で秘書が出席していた場合もあり、日頃のせわしい仕事ぶりを垣間見せていた。

学生たちが投げかけた質問は、「あなたの存在意義は何か」といった難しいものから、「初恋はいつですか」といった素っ頓狂なものまで幅広い。その一つ一つに丁寧に答える議員は、テレビや新聞では知れない豊かな表情を見せていた。学生は真剣なまなざしで議員の話に聞き入っていた。
議員1人と学生3~5人が対談する形で交流がなされ、15分ごとに席替えをしていく。15分間は短い、と不満の声が聞かれた。
 JPMに参加した議員たちは、若者と政治の隔たりを感じているそうだ。「自分から何か得ようとしなければ、何もつかめない。この交流会に飛び込んできた意欲と感性ある皆さんに、ぜひ議員インターンシップに参加してほしい」といったことを議員はそろって口にしていた。多忙な政治活動においてインターン生を受け入れるのは負担にもなるが、若い人の柔軟な考えは良い刺激になるのだと、ある秘書は答えてくれた。
 ドットジェイピーのインターン生の意識調査によると、インターン参加前に政治に対するイメージを「良い」「どちらかといえば良い」と答えたのは21%だったが、参加後は89%に上昇。来たる春のインターンシップ学生達はどんな花を咲かせるのだろうか。
【ドットジェイピー】
特定非営利活動法人ドットジェイピー(.jp)。「jp」はJapan Produceの略で、未来の日本を創造する若者たちを送り出す当団体の活動に由来する全国に8支部あり、およそ170名の大学生が中心となり「若年投票率の向上」を目的として活動をしている。当団体が提供する「議員インターンシッププログラム」は、議会傍聴や事務所作業、街頭演説の手伝い、地域宣伝活動などを通して議員の実務を体験するもの。春期(2~3月)と夏期(8~9月)の年2回行われる。
東北支部は、平成18年に設置され、インターンの運営は来春で4回目となる。スタッフは全員インターン経験者で、本学学生12人、東北学院大生5人、宮城教育大生1人の合計18人。
なお、来春のインターン生の公募はすでに締め切られている。

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