オリエンテーリング 個人戦で優勝
日本学生オリエンテーリング選手権大会(個人ロング・ディスタンス競技部門)が、11月11日に栃木県日光市だいや川公園で開かれ、日下雅広(3年)が東北大勢としては5年ぶりの優勝を果たした。また、長縄知晃(4年)が4位、林泰斗(4年)が6位で入賞した。
今回の会場は前半部分では森が多いが、後半は平地が多いコース。足の速い選手が多い東北大にとっては、平地部分が多い方が有利になる。
日下は序盤の森のコースを集中力を切らさず走り、ほとんどミスをせずに上位に食らいついていく。10個目のチェックポイントを過ぎた段階で、東京大の茂木堯彦(4年)、京都大の西村徳真(4年)に次いで、3位の好位置で前半戦を折り返す。
後半は日下得意の平地が多いコース。上位との差を少しずつ縮めていく。すると、茂木がミスを連発し、15個目のチェックポイント時に3位に後退。優勝は日下と西村に絞られた。その後日下は一度西村を抜くと、最後まで首位を守り、24秒の僅差で優勝を果たした。
日下は優勝の要因を「学内での激しい競争」と分析する。今回入賞した3人の他、8位千々岩瞳(3年)、9位太田貴大(3年)、10位久米航(3位)と、本学勢が上位を占める。学内での高レベルでの競争が、昨年26位に終わった日下を大きく成長させた。特に同学年の千々岩、太田、久米のことを日下は「ライバル」とし、「彼らに負けないように練習を続けたことが、今回の好結果につながった」と話す。
来年の初春に、このチームでの最後の試合になる団体戦での全国大会が奈良県で開催される。昨年東北大が優勝した大会だが、今度は東北大が苦手とする森が多いコースでの戦いになる。苦戦が予想されるが、「2連覇を目指す」と語る日下の表情は明るい。
