東北大学新聞:

三次元超音波顕微鏡を開発

本学加齢医学研究所の西條芳文准教授らの研究グループは、世界最高峰の解像度を誇る医学用三次元超音波顕微鏡を開発した。

この超音波顕微鏡は、対象物までの距離を超音波が戻ってくるまでの時間で測定し、画像化するものである。従来の超音波顕微鏡の周波数は最高20メガヘルツ、解像度は60ミクロンであった。しかしこの顕微鏡の周波数は最高100メガヘルツ、解像度は15ミクロンで、従来のものに比べてより鮮明な画像を得ることができ、医療の向上に貢献する。
また、観察の対象物を切る必要がなく、そのまま顕微鏡を使って観察することが可能である。これにより、容易に切ることができない部分のものでも安全に観察することができる。
この研究は、本学加齢医学研究所、愛知工業大学、福島大学、本多電子株式会社、グンゼ株式会社の共同で進められた。
本学加齢医学研究所では、1985年から医学用超音波顕微鏡の開発を開始し、そして今回、企業等の協力を得て三次元超音波顕微鏡の開発に成功した。
今後、再生医療における検査装置、皮膚科領域における臨床診断用装置、そして美容分野への応用が期待される。

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