防災科学研究グループ発足
本学研究者らが昨年12月8日、東北大学防災科学研究拠点グループを発足させた。本学東北アジア研究センターの平川新教授の呼び掛けにより、理工学、文学、法学、経済学、医学などの各分野から多くの研究者が参画する。文理連携という発想は非常に新しく、地域社会からの期待も大きい。
必ず起きると言われている宮城県沖地震対策への貢献は、井上プランの中でも明示されている。学内でも災害に関する研究の関心は非常に高く、これまで文系・理系を問わず研究が進められ、個々に成果を挙げていた。しかし、社会が求める防災研究は個人の研究領域を超えている。社会のニーズに対応するためには、幅広い分野の研究者が地域市民の声を取り入れ、それぞれの観点から防災研究を進めていく必要があった。 今回の研究グループの発足により①現在の防災研究に足りないものが明確になり、研究課題を設定しやすくなる②行政や防災関係諸団体・地域市民などの要望を広く聞くことができる③研究成果を社会に還元するのが容易になる―など、大学・地域社会の双方にとってメリットは大きい。
本グループは昨年12月より本格的な活動を開始。これまで開講された2回のセミナーには行政、市民団体など多くの参加者が集まり、注目を集めている。
