東北大学新聞:

サイエンスカフェ ~カーボンナノチューブの秘密を探る~

4月25日、第33回東北大学サイエンスカフェがせんだいメディアテークで行われた。サイエンスカフェは、毎回異なる分野をテーマとして行われる講演会。誰でも気軽に無料で参加でき、最先端のサイエンスに触れ、本学の研究者たちと交流できる点から好評を博している。

今回のテーマは『カーボンナノチューブの科学にようこそ―円筒形物質の発見と使い方―』。本学大学院理学研究科の齋藤理一郎教授が講師を務めた。
会場には配布資料が不足してしまうほど大勢の参加者が詰めかけ、立ち見する参加者の姿も多く見られた。高校生がグループで参加する姿や、高齢者の姿も多く見受けられた。
最初に簡単な講義があり、ナノスケールの考え方やカーボンナノチューブができるまで、またその応用などが説明された。その後実際に参加者がカーボンナノチューブの構造模型を作る実験が行われた。参加者が講義中の式を参考にして計算を行い、一人一人がそれぞれに違った構造の模型を作り上げる事を楽しんでいた。
最後に参加者から齋藤教授へ直接質問を行う時間が設けられた。参加者は積極的に講義の中で分からなかった点や、またより深く知りたい点についての質問を行っていた。教授は次々に飛び出す熱心な質問に一つ一つ丁寧に答えていた。
終了予定時刻を過ぎても質問は続き、閉会の挨拶もそこそこに、盛会のうちにサイエンスカフェは幕を閉じた。しかしその後も齋藤教授は多くの参加者に囲まれ、質問を受けていた。

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