5月16日から18日にかけての3日間、仙台六大学野球春期リーグ最終節が東北福祉大学野球場にて行われた。ここまで勝ち星がなく最下位に沈んでいる東北大学は、現在五位の宮城教育大学と対戦。負ければ平成17年春期リーグ以来の最下位となるだけに、負けられない対戦だ。
16日の対宮教大第一試合、東北大の先発は藤原。しかし藤原は立ち上がりから制球が定まらず、初回に1点を先制される。さらに二回にも追加点を許し、序盤から相手を追いかける苦しい展開になる。
三回に1点を返すも、四回から藤原に代わった森本が誤算。藤原と同様に制球に苦しみ、四球でランナーを許し、連打で返される最悪の展開に。結局四回だけで大量の5点を奪われ1-7。6点差と突き放されてしまう。
五回途中のピンチから森本に代わった遠藤は好投。ランナーを許しつつも要所を締めたピッチングを見せ、八回までを無失点で切り抜ける。
一方の打線は七回に1点を返すも、反撃はここまで。宮教大の継投を打ち崩すことができないまま、チャンスを迎えては凡退という流れを繰り返した。結局この試合は2-7で手痛い敗北を喫した。
6安打7四球に抑えた宮教大投手陣と、10安打13四球とピリッとしなかった東北大投手陣。両チームの投手陣の出来具合が勝敗に直結する形となった。
17日の第二試合。前日の第一試合に敗れた東北大は、この試合で負ければ六季ぶりの最下位が決まる。ここで勝って第三試合に最下位脱出の望みを繋げたいところ。
なんとしても負けられないこの試合、東北大はエース阿部が先発。しかし、不安定な立ち上がりを攻められ、一死満塁とされたところに押し出しの四球。1点を先制されてしまう。
その後立ち直った阿部は七回までを無四球、無失点で抑える。特に五回から七回の三回は全て三者凡退に打ち取る完璧な内容。1点差を保ち味方の援護を待つ。
そして迎えた七回。先頭天田がセーフティバントを試みると三塁手が悪送球。無死二塁とすると、続く島崎は送りバント、赤川はスクイズをそれぞれ堅実に決めて1点を返し、ついに同点とする。
しかしいい流れは続かなかった。八回表、ここまで抑えてきた阿部が遂につかまる。二死二塁からタイムリーヒットを許し、再び1点差とされてしまう。
その裏、東北大は一死一、二塁のチャンスを迎える。さらに相手が打球処理を失敗し一死満塁のチャンスになるかに見えた。しかし、二、三塁それぞれのランナーが走塁判断をミス。ダブルプレーをとられ、大チャンスを迎えるはずが攻撃終了という情けない形に。
最終回にも相手のエラーにつけこんで二死一、三塁のチャンスを迎える。しかし宮教大一塁手が強烈な打球を好捕しゲームセット。
あと一歩が及ばなかった東北大は宮教大相手に1-2で惜敗。打線は好投の阿部に報いることができなかった。
2008年度仙台六大学野球春期リーグはこの最終節を持って閉幕。強豪東北福祉大学が全ての大学から勝ち点を挙げ、勝ち点5を挙げて優勝した。東北大の今期の最終成績は0勝10敗、勝ち点は0。平成17年春期リーグ以来の最下位に沈む結果になった。
