東北大基金設立 財源拡大を目指して
本学片平キャンパスにて4月28日、東北大基金創設の目録贈呈式が行われた。
東北大基金は東北大学研究教育振興財団が主体となってなされた100周年記念募金活動の内の一部を原資に設置された。本学が「世界リーディング・ユニバーシティ」を目指し更に発展していくための財政基盤の一つとして活用されることになる。基金は具体的には主に、①教育研究の充実とその環境整備②企業・社会との連携③国際交流の促進④学生支援の充実の4つの項目に用いられることになる。
今まで本学など国立大学は国からの運営費交付金や科学研究費補助金、学生からの授業料によって運営がなされてきた。そのため私立大や海外の大学などと違い、募金など運営費として自由に使える財源を持たなかった。しかし、大学が法人化したことにより、国からの運営費交付金が年々減額されていくこととなり、本学では東北大基金設立に至った。
東北大基金の運用は学外委員を加えた東北大学基金運営委員会によって行われる。この委員会は6月前半にも設置される見通しであり、また基金の募金活動を推進するめに基金企画推進室が置かれる。基金は原資10億円であり、現段階では全運営費の1%にも満たないが、将来にわたって着実に拡大がなされ財務的にも安定が図られていくという。
基金への寄付者は主に企業や卒業生などが期待されている。今回取材に応じて下さった北村幸久副学長は「寄付者が東北大を応援する必要がある価値があると思ってくれるような大学にしていきたい」と基金への意気込みを語った。
