第35回サイエンスカフェ
サイエンスカフェが6月20日、せんだいメディアテークで開催された。第35回と
なる今回は「レスキューロボット最前線」というテーマで講演が行われた。
今回
の講師は本学大学院情報科学研究科の田所諭教授。会場にはロボットに興味のあ
る小学生から、お年寄りの方まででたくさんの人の姿が見られた。予備知識が不
要で気軽に参加できることがサイエンスカフェの良さである。
サイエンスカフェが始まって、まず梅原市長の挨拶があり、そのなかで田所教授
の簡単な紹介があった。その後、講演に入りレスキューロボットについての説明
や田所研究所で作られたロボットの紹介があった。
レスキューロボットというのは、人間が活動を行うには危ない災害現場で安全に
捜査活動を行い、人間の活動の補助となるようなロボットである。その一つとし
て「能動スコープカメラ」という全長8m・直径25㎜の細長いケーブル状のロボ
ットがある。全身に細い繊毛がつけられていて、振動を加えることで繊毛のたわ
みと復元を繰り返し、自分で前に進むことができる。そして瓦礫の下などの狭い
隙間に入って中を確認する。会場には「能動スコープカメラ」が用意されており
、自分で動いていく姿は参加者の注目を集めていた。
ロボット紹介が終わった後、実用化や配備などの課題点が挙げられ、そのために
は消防やメーカーの協力が必要である、という話で講演が終わった。
その後、各テーブルで講演に関しての討論が行われ、その中で出た質問に対して
田所教授からの説明があった。最後に参加者から田所教授に直接質問する時間が
設けられた。質問にはロボットの性能について尋ねるものが多かったが、なかに
は値段に関する質問や、悪用されないかという不安の声も聞かれた。
次回第36回は「手作り小型衛星SPRIT‐SATで宇宙雷の謎に迫る」という
テーマで7月25日に行われる。
