市民団体、片平保存を願い寄付
7月28日、市民団体「片平キャンパストラストファンド」から本学に募金が寄付された。
トラストファンドは、本学片平キャンパスに現存する近代建築の保存推進を呼びかけるため2002年に結成。今回、「片平キャンパス近代建築保存推進助成金」としてこれまでに集めた募金約370万円と、市民の募金が近代建築保存に生かされたことを記したプレートを本学に寄贈するに至った。
トラストファンドの活動は、片平キャンパスを青葉山に移転統合するという計画が1996年に発表されたことをきっかけに開始された。保存を訴えている主な近代建築としては、本多記念館、東北帝国大学理学部化学教室、医学博物・理化学教室、東北帝国大学付属図書館閲覧室などが挙げられるが、こうした建築物は研究所や本学本部として現在も使用されている。大学側は全ての建築物の保存は難しいとしながらも、今後もこれらの建築物を使用する必要がある限り、保存の方向で動いていくつもりだという。
寄贈された銅製のプレートは蔵王町の金工作家・嵯峨卓さんによって制作されたもの。片平キャンパスの本学史料館入り口に展示されている。
