雨の日にバスを増便
仙台市交通局では9月16日から雨の日に特定の路線でバスの増便を行う「レイニーバス」の制度を導入した。
対象となるのは工学部・宮教大線と動物公園循環線の2つの路線。前日17時の気象庁発表の天気予報により、当日の午前中の降水確率が50%を超える日には通常の運行に加え、臨時バスが運行する。
雨の日にはバスの利用者は増加する傾向にある。仙台市交通局の調査により、今回対象となる2つの路線はその差が特に顕著であり、雨の日にはバスに乗ろうとしても乗り切れない人すらいることがわかった。今回の制度の導入により学生が雨の日も安心してバスが利用できるようになることが見込まれている。
また同局では学生の公共交通機関の利用増進を狙って、仙台市営バスや同地下鉄が乗り放題となるフリーパスを10月から発行している。価格はバスのみだと1ヶ月5千円、バス・地下鉄兼用のものだと1万円となる。
同局ではフリーパスの発行により学生のバス利用の5割増を狙う。今回のフリーパスの導入は1年間の試験的なもので、利用状況などにより今後継続するかどうかを決定する。
フリーパス導入の背景には、自転車・バイク通学による交通事故を危惧する大学から仙台市交通局への、公共交通機関利用促進への要請がある。今後も両者の協定により、大学では学生の交通機関の利用の実態調査・広告活動などを行う。
仙台市交通局の三浦孝行氏は「これをきっかけにバスをどんどん利用して、路線などを覚えてほしい。利用者が増えればそれに合わせて環境設備もさらに整う」と語った。
