本学42億円の利益
本学は2008年度決算で、42億円の利益を上げた。
この利益額は、旧七帝大中で4位。1位の京大、2位の阪大、3位の北大に続いている。それぞれの利益額は順に、63億・57億・55億となっている。
本学があげた42億円の利益のうち、30億円は目的積立金(翌年度の中期計画において定めた使途に使うお金)として使用する予定で、文科省の承認待ちである。残りの12億円は、積立金として翌年以降の損失補填に使われる。
平成16年から18年まで積み立てられた目的積立金は合わせて50億2300万円。今年度はそのうちの2億3千万円を、現在進行中の川内北キャンパスリニューアル工事に取り崩した。
なお国民の税金による負担割合を示す業務実施コストは平成18年度よりも減少しており、税金による負担額は減っているといえる。
本学の収益の内訳は、国による運営費交付金が470億円、授業料110億円、附属病院による収益270億円、受託研究・寄付金160億円、COEプログラム等による補助金230億円となっている。詳しい財政状況は、本学財務部財務決算室より東北大学財務レポートという形で公表されている。
これからの財政状況の見通しであるが、本学のような規模の大きい国立大学だと経営状況が急激に悪化する恐れは少ない。しかし、国による運営費交付金は平成17年度から毎年約8億円ずつ削減されており、一層効率的な業務運営が求められている。
本学財務決算室は、「今後は外部資金の獲得、経費の削減、附属病院の収入増加が望まれる」と話している。
