公開シンポジウム 山田文法の現代的意義
本学文学研究科国語学研究室主催の公開シンポジウム、「山田文法の現代的意義」が11月29日川内南キャンパスで行われた。
今年は、山田孝雄(よしお)博士(国語学初代主任)の没後50年目にあたり、それを記念しシンポジウムが企画された。山田孝雄は、生前日本語に関してたくさんの業績を残し、「山田文法」は四大文法の1つとして今でも文法研究に多大な影響を与えている。
シンポジウムは、前半が講演で後半が討論という形で進められた。まず仁田義雄氏(大阪大学)が「山田文法とその後の陳述論争」と題して、山田文法中での文成立の問題や山田文法の展開について話した。続いて本学の斎藤倫明氏が語構成と文構成という観点から、山田文法等の問題点を指摘した。3番目に、山東功氏(大阪府立大学)が山田文法と学校文法の関わりを説明。このテーマは斬新なものであり、山田孝雄の文法教科書についても説明された。最後に尾上圭介氏(東京大学)が、自身の山田文法との出会いを述べた後で、文法論で問うべき問題は山田文法に用意されているということを解説した。
後半には討論が行われ、パネリスト・参加者から活発な意見が飛び出した。
