最新の望遠鏡を共同建設
本学の惑星プラズマ大気研究センターが、ハワイ大学の天文学研究所で進められる最新の望遠鏡の設置計画に参加することになった。
ハレアカラ観測所の天候は年間を通して天体観測に適しているため、本学の研究グループは以前からこの観測所を利用してきた。今回は、惑星の観測のために更に優れた機能を持つ望遠鏡を設置したいと東北大、ハワイ大、ETH(スイス)の3つの研究機関が同意したため、設置のために共同で予算を出し合うこととなった。惑星専用の望遠鏡は世界初。
新たに設置される望遠鏡はJHET望遠鏡と呼ばれ、これまでとは違った方法で像を結び、観測精度を上げる工夫がなされているほか、赤外カメラなどを使うことで赤外観測ができる。仙台からの遠隔操作も可能で、2010年の完成が目標。JHET望遠鏡が完成すれば、東北大は太陽系惑星・小天体の大気・プラズマの観測を行う予定。
「金星は常に雲に覆われているが、赤外線を使えば雲の下を見ることが出来る。土星の衛星のエンケラドスが周囲に水を噴き出しながら回っていることが分かったが、このことについても詳しい調査が出来るかもしれない」と、惑星プラズマ大気研究センターの岡野章一センター長は語る。
