371号一言居士
私は滑舌が悪い。去年の冬、報道部の編集長に就任した私はこの1年間、それが原因で何かと困った。
約3年前、報道部に入部した私。それ以来、教授らをはじめとした目上の人と話す機会が飛躍的に多くなった。その時から滑舌が悪かった私だったが、一部員としての部活動においてはそれほど大きな支障はなかった。取材の時などに噛んだりしても、「ああ、まだ経験が浅くて緊張しているのかな」と先方に思ってもらえて、大目に見て頂けていたように思う。しかし、編集長に就任してからは、取材の最初に『編集長の××です』と身分を名乗るようになった。それを聞いた先方は、きっと私のことを「部内で一番のベテラン」であると認識するであろう。そして、滑舌が悪い人なら分かってもらえると思うが、噛んではいけない場面であればあるほど、舌は動きづらくなるのだ。
今年の冬、編集長の任務を何とか完遂した私。しかし、今春からは就職活動という大きなヤマが待っている。面接の時「私は大学時代、報道部の編集長を務めました」と言おうとして噛んでしまったら、その経歴が疑われかねない。滑舌が悪い人は今からでも遅くない、日々発声練習をしておいたほうがいいだろう。
