仙台圏の大学17校が連携事業
平成20年度から文部科学省が公募で行った戦略的大学連携支援事業について、仙台圏を中心とする国公私立大学の団体が申請した「仙台圏所在大学等の連携を強化・拡充することによる相互的及び総合的発展」が採択された。この事業に本学も参加している。
戦略的大学連携事業とは国公私立大学間の積極的な連携を推進し、当該地域の知の拠点として、教育研究水準のさらなる高度化、個性・特色の明確化、大学運営基盤の強化等を図ることを目的とした文科省による取り組みである。この選定を受けた事業は3年間継続して文科省の支援を受けることができる。
本学らが選定を受けた事業は仙台圏に位置する高等教育機関の相互発展、地域が養成する人材の要請機能強化、市民のための生涯教育の充実、そして地域としての仙台圏の魅力を高めることを目的としている。参加校は本学を含めた仙台圏の大学等17校である。
具体的な事業内容は単位互換制度の拡充、市民に対する連携公開講座の実施、オープンキャンパス等における広報の連携、教員・事務員研修の連携、教員免許更新講習の連携、災害時における防災ネットワークの構築、産学連携事業である。単位互換制度に関してはインターネットを利用した遠隔授業システムも構想され、準備が進められている。
この事業は平成18年度設立の「学都仙台コンソーシアム」を母体としている。学都仙台コンソーシアムとは高等教育機関と市民・企業・行政が互恵的に関係を結び、ともに高めあい、相互に発展することを目指した組織。単位互換制度や公開講座はコンソーシアムにおける事業を発展的に拡充している。
今回の事業ではこのコンソーシアムとは別に「仙台圏戦略的大学等連携実施委員会」を設置し、この下に事業全体を統括する「運営委員会」、各事業を担当する「事業部会」を設置して事業を運営していく。本学は「広報部会」を主幹し、HPの整備などを担当している。
平成19年度の事業成績はサテライト・公開講座64講座の実施と単位互換制度利用者108名。
今年度は主として組織や制度の整備が行われ、具体的な事業は来年4月から実施される予定である。
