学友会演劇部 真冬のコラボ公演
本学学友会演劇部によって12月の12日から14日の「ら抜きの殺意」と19日から21日の「CODA」の公演が、本学片平キャンパス内第6ホールで行われた。
公演第一弾「ら抜きの殺意」は尚絅学院大学演劇部との合同公演で行われた。本学の演出が企画し、尚絅学院演劇部に声をかけて実現した公園である。ストーリーは「日本語の乱れを憂える真面目な中年。ら抜き言葉を平気で使う今時の若者。ある日、ある時、ある場所で、そんな2人が一緒に働くことになったからさあ大変!!2人の火花はあちらこちらに飛び火して…(パンフレットより抜粋)」という日常の場面を語った会話劇である。ら抜き言葉だけではなく、敬語の使い方、ことわざ、方言、女言葉など言葉に関する様々な内容が含まれていたが、日本語の乱れについての問題提起のような重い話ではなく、ところどころに笑いを誘うような面白い演劇であった。3時間という少し長い公演だったにもかかわらず、会場に来ていた観客は最後まで楽しそうに見ていた。
公演第2弾「CODA」は登場人物ひとりひとりの個性的なの告白を中心に展開していく舞台で、ダンス、身体表現、コントなど演出がおもしろい、かっこいいと思ったものを取り入れたセルフプロデュース公演である。この公演は東北学院大学演劇部と宮城大学演劇集団Arco irisとのコラボ公演であり、主人公たちにとっての演劇を見つめ直す内容である。以下登場人物の台詞の一部である。「3人は積み上げ続けた。この場所に来るまでに沢山のものを犠牲にしてきた。家族、大学、恋人、友人、そして自分自身。(中略)。代わり日に入れたものは何だろう。それはわからない」。普段とは少し違う演劇にも観客は楽しんでいた。
今回の「真冬のコラボ公演」について「CODA」の演出の澤野正樹さんは「もともとは全く別に立ちあがったものでした。新しい企画というこうとで、手探りな部分が多く、いろいろな問題点も上がりましたが、大学演劇の中に新しい形を打ち出すことができたということ、また、お客様には活発に活動しているなということを覚えていただけたのではないかと思います」と語った。
