川内萩ホールの音響実験
2008年12月10日、東北大学川内記念会館(川内萩ホール)にて音響特性の公開実験が行われた。
この実験は本学電気通信研究所が行ったもので、ホールを満員状態にしての音響実験は世界的にもまれ。実験には一般公募に募集した約1200人が参加し、電気通信研究所の鈴木陽一教授から萩ホールの音響設計の特性と実験の趣旨について説明を受けた後、数分間の実験を行った。
実験後には、音響のよさを参加者に実感してもらうため、ピアニストの野平一郎氏とヴァイオリニストの篠原啓子氏によるスペシャルコンサートが行われた。
萩ホールは百周年記念事業の一環として、東北大学記念講堂及び松下会館をリニューアルしたもので、シューボックス型と呼ばれる設計を取り入れるなど、世界の一流音楽ホールと同様の音響効果の実現が図られている。
鈴木教授らは10分の1サイズの模型を使っての実験や、空席状態のホールでの実験を事前に行っており、目標としていた音響効果が実現されていた。今回の実験は実際にホールが使用される時と同じ満員状態にしての実験で、より正確なデータを得るために実施された。
