東北大学新聞:

「SX‐9」 19項目で最高性能

本学サイバーサイエンスセンターに導入されたスーパーコンピュータ「SX‐9」が、スーパーコンピュータの性能を評価する指標である「HPCチャレンジベンチマーク」において28項目中19項目で世界最高性能を達成した。

SX‐9はNEC製の最新機種であるベクトル型スーパーコンピュータで、2008年3月に本学に導入された。
HPCチャレンジベンチマークは実際のアプリケーションを意識した多面的な計測指標で、7つのカテゴリと28の詳細項目からなる。ベクトル型スーパーコンピュータであるSX‐9は、通常のパーソナルコンピュータやサーバーなどで用いられる種類のCPUを複数並べて作られるスカラー型コンピュータに比べて、大量のデータに対し一度に同じ処理を行う際に非常に効率がよい。そのため流体の解析や、地震のすべりに関する解析、構造解析などの材料分野の計算、電磁波の解析などのシミュレーション用途に適している。
サイバーサイエンスセンターではSX‐9を含むセンター内のスーパーコンピュータを、学術研究のために全国で共同利用できるようにしている。センター内のスーパーコンピュータのシステム利用率は常に90%を超えており、年間計算量の半分は学外からの利用である。
「SX‐9」写真

Copyright (C) 東北大学新聞