日本語教科書を手作りで モンゴルに配布
本学教育学研究科の谷口和也准教授らのグループは、モンゴルの私立高校向けの日本語教科書製作に着手した。
教科書作りは、カリキュラム論コースの卒業生であるジャンチブ・ガルバドラッハ氏(新モンゴル高等学校校長)に、今必要なのが日本語教科書だと言われたことがきっかけ。
モンゴルの日本語教科書事情は決して良いとは言えず、教科書は一冊2万円程度。一人当たり一冊ないこともある。また、黒電話やボンネットバスが描かれる。
今回製作の教科書はイラストも現代風のものとし、仙台駅から東北大への道筋を例文にするなどした。なお、文法の解説は従来の教科書どおり。
谷口准教授らは、全学教育科目の「教育学」に教科書作製を組み込む形で手をつけた。その過程では連携ホームページを作る等、様々な意見が出たが最終的には相手のニーズを尊重し、コピーして使えるものの作製となった。今回の教科書は、CC(複製可・改変、商業使用不可)で発行の予定。
教科書作りに関わった学生からは、「漢字や単語をどこまで使っていいか悩んだ」「純粋に楽しい」などの意見が寄せられた。
