高橋禮二郎客員教授が会見
5月22日、国際文化研究科の高橋禮二郎客員教授(鉄冶金学)が記者会見をし、総長論文問題について自分の考えを説明した。
会見の内容は「要望する会」のHPへ。
【07年論文】
新しい鋳造方法であるキャップ鋳造法を用いて直径30mmのZr55Cu30Ni5Al10合金ガラス棒を作製した。その際の原料、特にZr金属原料中の酸素濃度が45ppm以下と極めて低いことが、均一な合金ガラス棒を得るために重要であると述べている。
本論文が発行されたのは07年11月25日。大学が本論文を再現性の根拠だと主張する「調査報告書」を出したのは同年12月25日のこと。
【井上総長】
従来の急冷法では薄い金属ガラスしか作れずにいた。井上総長らは93年論文で材料組成や製造法などの開発により1cmを超える厚い金属ガラスが作製可能であることを発表し、この分野の可能性を広げ世界的な開発競争の口火を切った。井上総長はその研究から、ISI引用最高栄誉賞や日本学士院賞、マックグラディ新材料賞など華々しい受賞歴を持つ。06年11月6日より現職。
【要望する会】
正式名称は「井上総長の研究不正疑惑の解消を要望する会(フォーラム)」。代表は日野秀逸氏(前経済学研究科長)、世話人は大村泉氏(経済学研究科教授)。HPは、http://sites.google.com/site/httpwwwforumtohoku/
