東北大学新聞:

377号一言居士

377号の一言居士。

夏休みを利用して、地元に帰省したのだが、その間に高校時代の友達の数人と会う機会があり、いろいろなことを話した。久しぶりの再会であったため、話がとても弾んだ。話はそれぞれの近況報告から始まり、それぞれ充実した生活を送っている様子であったが、結局は高校時代の懐かしい思い出話に花が咲いた。
文化祭や修学旅行での出来事など、話の種は尽きることが無く、みんな口をそろえて、「あの時は本当に楽しかった」などと言い合った。しかし、当時はそこまで楽しいとは感じていなかった気がする。
毎日わき目も振らずに取り組んだ受験勉強も非常に辛いものとしか思えなかったが、大学生になった今になって振り返れば、いい思い出だったと感じられるのだ。これは一体どういうことなのだろうか。
最近読んだ本の中で出てきた台詞に、「遠くから見れば、大抵のものは綺麗に見える」というものがある。どんな出来事でも、後に思い出として振り返れば、美化されて見える、といった趣旨の言葉だろう。とすると、昔の事であればあるほど、より美化されて見えるということになる。
つまり、若いうちに思い出をたくさん作っておけば、年を取ってから振り返った時に、いい人生だったと思うことができるのではないだろうか。
そうであるなら、これまで積極的に何かにチャレンジすることが少なかった私にとっては、これからの大学生活は様々な経験を積むためのラストチャンスなのだろう。是非みなさんも、いろいろなことにチャレンジして欲しい。

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