東北大学新聞:

本学、合格者が半減 合格者ランキング10位から19位に

法務省は9月11日、今年度の新司法試験の合格者数を発表した。合格者数は前年度を22人下回る2043人、合格率は前年度を5.3%下回る27・6%で合格率の低下には歯止めがかからなかった。

本学の合格者数は30人であり前年度の59人から半減。法科大学院ごとの合格者数ランキングでも前年度の10位から19位へと大きく順位を落とした。また、合格率に関しても前年度の46%から19%となった。合格者数・合格率のランキングでは旧帝大・早慶・中央などの有力校が例年どおり上位を占めるなか、本学の合格者数・合格率の下落ぶりが目立った。
新司法試験の合格率は2006年度の48・35%から回を重ねるごとに低下。今年度は初めて3割を切った。背後には法科大学院の乱立がある。旧司法試験から新司法試験に移行する際に設けられた法科大学院に世間は大きな関心を示したため、大学の宣伝の意味も兼ねて多くの大学が法科大学院を設置。その結果、十分な学生の質と教育の水準を確保できない大学院が発生した。今回の新司法試験においては、全国で74校ある法科大学院のうち合格者数が10人に満たない法科大学院が35校を占める。また、合格率が約2%だった京都産業大学をはじめ、合格率が10%に届かない法科大学院も多く存在する。大学院数が多すぎるため統廃合を進めた方がよいということは以前から主張されており、本学を含む多くの大学院で定員の削減が決定され、定員の削減を検討中の大学も多い。

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